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賞金女王レース最終局面 稲見萌寧「考えている暇ない」古江彩佳「やりきる」

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 事前(23日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

賞金ランキング1位の稲見萌寧はインの9ホールを確認した。高麗グリーンが特徴のコースに「難しいです。グリーン周りとかは難しいし、セカンドもどこにいくかで全然スコアが変わってくるので、それがまた難しい」と警戒した。

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2019年大会から30位、15位とトップ10はなし。「ずっと痛みはある」という腰痛を抱える中での最終戦となるが、初の賞金女王に向けて「もちろん、なれたらいいですけど、なりたいんだったらそこを考えている暇はない」と自然体を強調した。

トップの稲見を1696万8474円差で追う同ランキング2位の古江彩佳は「調子は悪くない」とツアー8勝目へ向けて万全。「やっぱりティフトンという普段日本の試合でやるのと違う芝質なので、そこが難しい」と洋芝への対応をポイントに挙げた。

コロナ禍で統合された2020-21年の締めくくりとなるが、シーズン46戦目に向けて「ここまでくると早かったなと思う。あとはやりきるしかない」と気合を入れた。

逆転の賞金女王については「この試合に集中できたらいい。この試合を頑張れば、いい結果がついてきてくれたらのご褒美だと思ってやりたい」。初日(25日)は午前11時2分に稲見との2サムでスタートを切る。

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