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史上2番目の若さでツアー7勝に到達 古江彩佳の「隙のないゴルフ」

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 最終日(7日)◇瀬田GC北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

賞金ランキング1位の稲見萌寧、ツアー16勝の上田桃子といった実力者を抑え、最後までトップの座を譲らなかった古江彩佳。アマチュア時代の優勝を含め、21歳164日で達成した7勝目は、宮里藍の19歳330日に次ぐ2番目の若さでの到達となった。

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プレースタイルは、2020年-21年のスタッツで全体2位のパーセーブ率(89.3%)が示すようにボギーを打たないゴルフが特徴的。追われる立場で緊張度が高まる最終日もボギーフリーで終え、「1つでもボギーを打ってしまうと隙を見せてしまうので、ノーボギーで上がれたのは大きいかな」と堅実さを誇示した。

グリーンに乗せても3パットが頭に浮かび、スコアを落とす不安がなかったわけではない。ただ、パーパットは長くても「1m弱」と安定したプレーで走り抜けた。「あまり自分にプレッシャーを与えすぎないようにしていた。うまくリラックスしてラウンドができたかな」

今年7月に挑戦した海外メジャー「アムンディ エビアン選手権」を戦って得た学びも大きかった。4位タイで迎えた最終日に同組で回ったミンジー・リー(オーストラリア)がボギーなしの「64」で回り、イ・ジョンウン6(韓国)とのプレーオフを制して優勝した。「最初の方は(プレーに)納得している感じではなかったけど、パーセーブをしっかりしていて。バーディを獲ることも大事ではあるけど、パーセーブは本当に大事だなと思わせてくれた一日でした」と、自身の糧になっている。

直近4試合で3勝と圧倒的な強さを見せて勢いづく、賞金ランク2位の古江。12日開幕の次戦「伊藤園レディス」(千葉・グレートアイランドC)と18日開幕の「大王製紙エリエールレディス」(愛媛・エリエールGC松山)は、いずれもディフェンディング大会となる。「いいイメージはある」という舞台で、白熱する賞金レースを盛り上げる。(滋賀県大津市/石井操)

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