堀琴音 プロフィール
2021年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/26〜08/29 場所:小樽CC(北海道)
堀琴音が9アンダー「64」 パー73でのツアー最少ストローク記録を更新
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 3日目(28日)◇小樽CC (北海道)◇6775yd(パー73)
パー73に設定された大会3日目、堀琴音が1イーグル8バーディ、1ボギーの9アンダー「64」でプレー。これまでパー73設定での18ホール最少ストローク(※)は8アンダー「65」だったため、新記録樹立となった。
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前半2番でティショットを左に飛ばし、池に入れてボギーが先行した。だが続く3番でバーディとし、2020年「NEC軽井沢72」ぶりにバッグを担いでもらった大溝雅教キャディから「タイミングが合ってきたね」と言葉を掛けられて、追い上げが始まった。
6番、8番とPWのセカンドショットでピンそばにつけてバーディ。9番のパー5では残り83ydの3打目を58度で放ち、ピン上2mからバックスピンで戻してイーグルを獲った。「あそこから波に乗れたなと思います」
後半にターンした10番は103ydを50度でピン左手前2mにつけ、続く11番はピン手前1mを入れて連続バーディ。14番は2打目を右の林に入れてボールは木の下に。6Iで転がすように低く打つと白球はピンそば80センチにつき、ピンチから一転してスコアを伸ばした。15番、17番はともに3mを沈めてバーディとした。
難コースとされる小樽CCでのツアー記録更新に「うれしい。自信でしかない。ショットが良くなってきたんだな」と噛みしめた。2日目までは「ショートしたり、オーバーしたりでタッチが合ってなかった」というパッティングもこの日はかみ合ったそう。
今年、悲願の初優勝を遂げたのもここ北海道。ホールアウト時点でトップと5打差がついているが、「明日は難しくなると思うけど、今日みたいなゴルフができればと思うし、伸ばせたら」とたかぶる気持ちを隠せなかった。(北海道小樽市/石井操)
<パー73での18ホール最少ストローク記録>
9アンダー「64」
2021年 堀琴音「ニトリレディス」3R
8アンダー「65」
1976年 潘玉華「望月春日平レディス」1R
1978年 大迫たつ子「北陸クイーンズ」1R
1980年 岡本綾子「北陸クイーンズ」1R
1985年 池渕富子「富士通レディス」2R
2002年 L.オチョア「日本女子オープン」1R
2010年 有村智恵「CAT Ladies」2R
2012年 全美貞「CAT Ladies」3R