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西村優菜は三度目の正直 逆転Vへ「狙えない位置ではない」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 3日目(8日)◇茨城GC東コース◇6630yd(パー72)

20歳の西村優菜がプロとして国内メジャー大会に臨むのは4度目。そのうち2020年9月「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」と同11月「ツアー選手権リコーカップ」では最終日最終組もタイトルには手が届かなった。

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「日本女子プロ」では「自分のなかで、戦い方が分からなくなって真っ白になった」と経験不足で7位。「ツアー選手権」では「気持ちが入りすぎて、前半にスコアを落とした」と3位に終わった。

「一戦、一戦、雰囲気も違ってそれぞれ感じ方は違うけど、でもその2試合が気持ちの面でしっかり結果につながってくれればいい。三度目の正直というか、今までやってきたこととか気持ちを振り返って、出来るだけ平常心でやれればいいかな」

ムービングデーとなるこの日は、ボギーなしの3バーディ「69」で回り、通算9アンダー2位で終えた。あす最終日は同じく2位の大里桃子、首位・高橋彩華とともに最終組でプレーする。「3回目の最終日最終組。優勝したい気持ちはもちろんある」とリベンジに燃えた。

“憧れの人”でもある米ツアー3勝のチョン・インジ(韓国)は2015年大会で優勝しており、「私も勝ちたい」と目を輝かせた。ツアー初優勝となった20年11月「樋口久子 三菱電機レディス」では6打差を逆転した。

「トップがいい成績になればわからないけど、60台を出せればチャンスはあるんじゃないかな。狙えない位置ではない」とメジャー初優勝となる3打差逆転へ意気込んだ。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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