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3打差追う石川遼 初の選手会主催「勝ちたくないってことはない」

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 3日目(8日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

大混戦となった3日目、石川遼は7バーディ、2ボギーの「67」で通算12アンダー4位に浮上。「内容がすごく良かったので納得できる部分はある。明日はすごく楽しみです」と、首位と3打差で迎える最終日に、2年ぶりの優勝を見据えた。

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前日は使わなかった1Wを、この日はまず4番(パー5)で振り抜いた。しかし、やや左に出た球はそのまま左に曲がって、密集した林の中でかろうじて発見された。「下手するとトーナメントが終わってしまうようなトラブル」と、アンプレヤブルも考えたシチュエーションだったが、真横のラフに戻してなんとかボギーで切り抜けた。

6番(パー5)でも再び1Wを握ったが、同じようにやや左に出てバンカーにつかまった。後半11番(パー5)も1Wで左ラフに打ち込んで「きょうは左ファールとセンターフライが2回です」と苦笑した。

それでも、それ以外のクラブでスコアを作れるのが石川の強みだ。4番ではグリーンに向かって急傾斜で下っている30ydのアプローチを「ディボットに入っていたので、あの選択をせざるを得なかった」と、傾斜を転がしてピンそば90cmにぴたりとつけてバーディ奪取。7番では右バンカーから8Iで大きくスライスをかけて、ピン下3mへと運んでみせた。

「スイングを変えている中で、ああいうふうに思ったところにクラブを入れたり、ボールを曲げたりすることは、去年までは全然できなかったこと。練習と試合の繰り返しで、ちょっとずつ感覚が身についてきているというか、感性との混ぜ合わせがちょっとずつできてきているのかな」と、スイング改造の進捗は細かい部分にも感じている。

石川のホールアウト時点では、12アンダーで首位に10人が並んでいた。「当然、勝ちたくないっていうことはない。まずは17、18アンダーというくらいの数字をイメージして、残り3ホールくらいになった勝つ数字が見えてくると思う」とした石川だったが、終盤に宮本勝昌が通算15アンダーと抜け出した。

選手会主催による初めての大会。若手選手たちの職場への愛着、ゴルフへの思いもひしひしと感じている。「みんなの思いがあると、やりがいはすごくあります」という石川。初代チャンピオンに名を刻むには、最終日に再びビッグスコアが求められる。(栃木県那須塩原市/今岡涼太)

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2021年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品



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