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安田祐香がケガを説明 「気にせず振れるように」

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 事前(29日)◇浜野ゴルフクラブ (千葉)◇6566yd(パー72)

安田祐香は前週大会をプロ転向後初めてのトップ10入りとなる8位で終え、「2、3週間前からだんだんと調子が良くなってきている」という手応えを得て意気込みを語った。

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前週大会では、最終日にフェウェイキープ率93%をマークし、3日間合わせた平均を見ても86%と好調さをアピールした。それでも心情的には「不安」を抱えてのラウンドだったという。

というのも、今月初旬の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」を前に、左腕の痛みがひどくなり、同大会と2週前の「KKT杯バンテリンレディスオープン」の2大会を欠場していたからだ。

上腕部分をさすりながら、「練習中に肉離れみたいな痛さになった。ショートスイングはできるけど、(ショットの)切り返しの時にすごく痛くて」と説明。クラブを握らずの生活も続いた。

現在は「高校生の時からの鍼(はり)とかできる先生に診てもらったり、ストレッチしたりしてだいぶ良くなった。気にせずに振れるようになりました」と快方に向かっているという。

「自分が思う以上にすごく調子が良くなってきていて、今週も先週に引き続きティショットのフェアウェイキープ率が良くなるようにしたい。優勝は狙っているけど、今は目の前の目標をクリアしていきたいな」と前を向いた。

今大会で優勝すれば、2022年の米ツアー(USLPGA)「HSBCチャンピオンズ」の出場権を得られる。大会前日のこの日は、激しい雨が降る前に練習ラウンドを終えた安田。「USLPGAは自分のゴルフをレベルアップさせてくれる場所。出場できるように頑張りたい」とした。(千葉県市原市/石井操)

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