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“高麗芝専用パター”が大活躍 永峰咲希「すごく不思議」

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 初日(23日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6439yd(パー71)

2018年大会でツアー初優勝を飾った永峰咲希が芝目のきつい高麗グリーンを攻略した。

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「ショットは切れていたわけではないです。60、70点ぐらいの精度でしたが、パッティングのフィーリングが良かった」。1イーグル4バーディの「65」で回り、6アンダー単独首位発進を決めた。

前半4番(パー5)で40ydから58度でイーグルを奪うと、8番で5m、10番で9mを沈めてバーディ。これまでのベント芝で使用していたトラス TB1 トラスヒール パターから、初優勝のときのウィニングパターで、高麗芝専用と位置づけているテーラーメイド スパイダー ツアー レッド ダブルベントを投入したことも奏功した。

「今年もこのパターが活躍した。私もすごく不思議でポッと持ってきても高麗の上だとタッチが合うし、出球も真っすぐ出てくれる。グリーンの目とか気にしないでいい」と27パットにまとめた。

2週連続で予選落ちを喫しても、真っ赤なパターで好スタート。17年大会から吉田弓美子、永峰、申ジエ(韓国)と4月28日生まれが制してきた不思議な縁(20年は中止)もあるが、26歳の誕生日を前に、「今年は上位にいけていないので、そこ(誕生日)も含めて今週頑張りたい」。25歳最後の試合をツアー3勝目で締めくくる。(静岡県伊東市/玉木充)

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