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小祝さくら「布団に入りたかったが…」 勝率5割へ暫定首位

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(10日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6390yd(パー72)

小祝さくらは第1ラウンドの残り11ホールと合わせて計29ホールを完走。第2ラウンドは3バーディ、ノーボギーの「69」でプレーし、2021年6戦3勝目へ、通算3アンダー暫定首位に浮上した。

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22歳にとってハードな1日となったが、「朝がけっこう眠くてスタート前は布団に入りたいなと思っていた」と振り返った。

「このコースは結構難しい。グリーンも硬いホールがあってボールが止まってくれない」。それでも第2ラウンド15番(パー3)では7mを沈めてバーディを奪った。

「ラスト2ホールは(暗くて)距離感が分からなくて、不安で打ちました。最後はお腹が空いていて、あとちょっとで終わることができるというのをモチベーションにして頑張りました」。最終9番のティショットを放ち、2打目へ向けて走っているときに日没サスペンデッドを知らせるホーンが鳴ったが、完走した。

疲れの残る最終日となるが、2021年の“勝率5割”がかかるだけに「自分の最善を尽くしてプレーしたい。目標は優勝なので」と力を込める。

同じく21年6戦3勝目がかかる稲見萌寧はこの日、28ホールをプレー。第2ラウンドを3バーディの「69」とし、小祝と並んで通算3アンダー暫定首位につけた。

「きょうは放心状態になるくらいの疲労感がある。スコアがいくつとか考えられないぐらい疲れていた」

自身初の2週連続優勝もかかるが、「今までにない疲労感。とりあえず、体力を回復させることを一番に考えたい」。暫定首位に4人が並ぶ混戦だが、21歳は最後の気力を振り絞る。(兵庫県三木市/玉木充)

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