一昨年の大会は涙の惜敗も生んだ

日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）とフジサンケイグループは5日、23日開幕の「フジサンケイレディスクラシック」（静岡・川奈ホテルGC富士C）を有観客で開催すると発表した。

3日間大会で、観客数は1日当たり最大 1000 人と制限。入り口での検温やマスク着用を徹底するほか、コース内の通路を広く確保するローピングなどで新型コロナウイルスの感染防止対策を実施する。観戦チケットは大会公式サイトだけで販売し、当日券はない。

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大会事務局は「東京オリンピックを控えたシーズンであることや、ゴルフというスポーツの魅力をファンの皆様に最大限に伝えたい、テレビ観戦だけでは味わえない選手たちの表情や繊細なテクニック、そしてショットの迫力や臨場感という『生観戦』の醍醐味を感じていただきたい」と説明している。

また、フジサンケイレディスの前週に開催される「KKT杯バンテリンレディスオープン」（16～18日／熊本空港CC）の大会主催者は同日、新型コロナウイルス感染症の影響により無観客で開催すると発表した。

国内女子ツアーは21年初戦の「ダイキンオーキッドレディス」、4戦目の「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI」が有観客で開催された。今週の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は無観客で実施される。