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稲見萌寧「何が何でも勝つ」精神でトーナメントレコードの圧巻V

2021/04/04 17:01


◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 最終日(4日)◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇6564yd(パー72)

決勝36ホールは12バーディ、ノーボギー。第2ラウンド終了時点で首位と9打差の24位にいた稲見萌寧は、連日の「66」で一気にリーダーボードを駆け上がり、トーナメントレコードとなる通算12アンダーで逆転V。ツアー通算4勝目は、目標にしていた(年間)複数回優勝と4日間大会の優勝。「達成できて良かったです」と喜んだ。

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最終組の一組前でホールアウト。グリーン脇で、1打差に迫る山下美夢有のバーディパットをしっかり見つめ、優勝決定の瞬間を見届けた。「もしプレーオフになったら、(山下が)アテストしているときにパター練習しようと思っていました」と準備にも抜かりはなかった。

勝負への哲学は明確だ。スタート前、今週は首位の高橋彩華のキャディを務める奥嶋誠昭コーチに宣言した。「勝つ、勝たないは最後には運だけど、何が何でも私が勝つっていう強い気持ちを伝えました」と、自らを極限まで追い込んでいく。2018年のプロテストでも、「このバーディパットを外したら、池に飛び込むくらいの気持ちで打ちました」と3mのバーディパットをねじ込んで、合格ラインに滑り込んだ。

前半は4mを沈めた4番の1バーディだけ。だが、「気合いを入れ直した」という後半に加速した。10番で7mを沈めても「あと3つ、あと3つと思っていた」とアクセルを緩めない。12番で2m、13番で1m、15番(パー5)も1m。切れ味鋭いショットをピンに絡めて、着実に伸ばしていく。

迎えた最終18番。単独首位の山下美夢有が17番でボギーをたたいて首位に並んだが、5mのバーディパットを残した稲見のところにその情報は伝わっていない。「触るだけの5mの下りフック。少しでも打ったらパーも危ない」というデリケートなパットだったが、これをカップに流し込んで、右拳を何度も振った。

「基本的にメンタルはそんなに強くないと思うけど、『やらなくちゃいけない』とか、『これをやらないと死にます』って究極に追い込まれたら力を発揮するタイプ」と自己分析する。ラウンド中も「見ないと追い込めないから」とリーダーボードを凝視する。小祝さくらが優勝すると、すぐに自分が勝つというのも「自分を追い込むために思っている」というジンクスだ。

「圧倒的な力をつけて、常に上位で戦いたい」という目標も、将来の自分への壮大なプレッシャーだ。21歳249日でのツアー通算4勝目は10番目の年少記録。まだまだ上には上がいる。「最後は調子とか言っていられない。自分の心に勝ててよかったです」と、優勝の瞬間だけ、ちょっぴり自分に優しかった。(静岡県袋井市/今岡涼太)

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