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「えらいことをした…」上がり2ホール連続ダボ 渋野日向子に何があった?

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(27日)◇UMKCC(宮崎県)◇6568yd(パー72)

首位と4打差の3アンダー14位から出た渋野日向子は3バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「74」。通算1アンダーの32位に後退した。上がり2ホールで、痛恨の連続ダブルボギーをたたいた。

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ここ3試合に比べて「飛んでいる」というドライバーショット。10番(パー5)で連日のバーディを奪い、13番(パー3)でさらに1つ伸ばして上位戦線に踏みとどまっていたが、最終盤の2ホールでやってしまった。

17番は1打目が右フェアウェイバンカーにつかまってアゴから出すだけとなり、ミスパットも重なってダブルボギー。2つあった貯金を吐き出した。最終18番(パー5)は3打目がグリーン手前のカラーに着弾すると、傾斜を転がり右の池にポチャリ。5オン2パットのダブルボギーフィニッシュに。前日はいずれもバーディを奪ったホールだった。

「何とか耐えてって感じだったので、昨日17番、18番でバーディを獲って良い上がりをして『今日も』って思ってたら、えらいことをしてしまった。途中までは本当に良かった」

予定されていた記者会見を見送り、大会事務局を通じてコメントを残した渋野。「うーん、なんか…、うーん、まあ、最後に詰めの甘さが出ちゃったかなって感じ。なので、自分の実力を思い知ったというか、いまの現状を思い知った感じだったんで、ちょっと悲しいですね」と精神的なショックは大きかった。

渡米して参戦する海外メジャー「ANAインスピレーション」(4月1日~/カリフォルニア州ミッションヒルズGC)などに向けて、国内最後の戦い。

「悪いところは全部分かっているから、自分で。それをしっかり修正して、練習して。パッティングもかなりミスパットが多かったので、そこを直して、明日、不安な要素がないような状態で臨めるようにしたい」。最終日にどこまで調子を取り戻せるか、巻き返しが求められる。

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