米ツアー挑戦をにらみ、アイアン変更に着手した原英莉花

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 事前(18日)◇鹿児島高牧CC (鹿児島)◇6424yd（パー72）

前週、大会2日目に体調不良で棄権した原英莉花は記者会見を行い、「もう大丈夫です」と元気な姿をアピールした。

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海外メジャー「ANAインスピレーション」（4月1日～／カリフォルニア州ミッションヒルズGC）出場も決まり、昨年末の「全米女子オープン」（予選落ち）で、芝の違いから「アイアンの抜けが悪くて思った距離を出せなかった」と、課題として浮き彫りになったアイアン変更にも着手している。

先週は、昨年まで使っていた「ミズノ JPX921 HOT METAL アイアン」から、同FORGED アイアンに変更。今週は2月下旬に届いていたHOT METALアイアンのソールを削ったものに新しいシャフトを挿して臨んでいる。よりソール幅を狭くし、あわせてウェッジもソール形状の違うものを試しているという。

原は次週、「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」（宮崎・UMKCC）終了後に渡米予定。「すぐに行きたいと思った」と参戦に迷いはなかったという。

今大会が開催される鹿児島高牧CCはグリーンのアンジュレーション（起伏）がきつく、ショット力が試されるコース。米ツアー挑戦を目指す原にとっても、力を試す格好の舞台だ。