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史上最高の賞金総額41億円超 国内女子2021年は37試合

2020/12/23 17:00

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は23日、オンラインで記者会見を行い、2021年の試合日程を発表した。37試合が組まれた賞金総額は年間として最高額になる41億4000万円。夏場はさらに1試合の新規大会開催の可能性を探っている。

新型コロナウイルス感染拡大による20年の試合数減少に伴い、21年と統合されたシーズンは21年の3月「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)から再開する。オープンウィークは東京五輪の女子ゴルフが行われる8月の第1週。五輪の男子ゴルフが開催予定の7月最終週は現時点では“空白”だが、新規大会開催に向けて交渉を重ねている。

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賞金総額では過去最高だった2019年シーズンの39億5227万円(39試合)を更新。「アース・モンダミンカップ」は6000万円増の賞金総額3億円となり、最高額大会を継続した。コロナ禍により20年に限り減額されていた「日本女子オープン」は3750万円増の総額1億5000万円に戻った。「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」や「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」などが賞金増額され、新たに1億円大会になった。

4日間大会になった米ツアーとの共催「TOTOジャパンクラシック」は5000万円アップの総額2億1000万円(※)を予定。試合数減少に伴い20年に限り賞金総額を2倍の2億円にしていた「ニトリレディス」は総額1億円に戻された。

名称変更は4大会。「資生堂アネッサレディスオープン」は「資生堂レディスオープン」に。「サマンサタバサ&GMOインターネット ガールズコレクション・レディーストーナメント」は「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」に変更された。

「スタジオアリス女子オープン」は大会スポンサーに富士フイルムが加わり「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」に名称変更。「デサントレディース東海クラシック」は大会スポンサーが、株式会社デサントから住友生命保険相互会社にかわり「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」になった。

小林浩美JLPGA会長は「頑張っている選手に対する価値を感じていただいている。大変なときに賞金を上げてやっていただけている」と各主催者に感謝の言葉を述べた。下部ステップアップツアーは3月から11月までに13試合が行われ、賞金総額は2億8500万円。シニアのレジェンズツアーは3試合で総額5900万円になった。

(※)TOTOジャパンクラシックは1ドル=105円で設定。変動あり

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