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ミレニアムに新世代…女子ツアー若手の台頭をベテランはどう見た?

世界の主要ツアーは2020年の日程を終了。国内女子ツアーはコロナ禍の今年、14戦が行われ、19歳から22歳の世代が10勝をマーク(※)した。なかでもツアー本格参戦して間もないミレニアム、新世代といった若手が躍進し、世界ランキングも大きくジャンプアップ。ベテラン選手らの目にはどう映ったのか。改めて大会での生の“声”で振り返ってみた。

19歳笹生優花の何がすごかったのか

昨年末時点で世界ランク282位だった笹生優花は最新ランク(12月21日時点)で45位。日本とフィリピンの国籍を持ち、フィリピン勢一番手として来夏の東京五輪出場を目指す。

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8月「NEC軽井沢72」でツアー初勝利を挙げた19歳の笹生について、35歳の藤田さいきは「ショットの威力がすごい。ゴルフがデカい」と表現。33歳の有村智恵は、2016年「サントリーレディス」で当時中学生だった笹生と同組プレーした際に「本当にすごい選手がでてきて、ワクワク感があった」と振り返り、「順調にプロになって結果を出してすばらしい」と称賛した。

コロナ禍によりシーズン2戦目となった大会は2位タイが32歳の若林舞衣子と藤田、4位が有村といずれも30代が続き、5位がまだ18歳だった西郷真央。「10代と30代の戦いっていうのが、私たちもすごくうれしくて、ゴルフ界も話題性があるな、負けていられないという気持ち」と話していた有村だが、このときはまだ、その後の若手の飛躍を知るよしもない。

笹生は8月「ニトリレディス」で2試合連続優勝を達成。これには、43歳の大ベテラン、大山志保(今年最高の6位)も「すごく落ち着いているし、ショットもパットもすべての面の技術力も高い。メンタル面も素晴らしい。19歳には見えない風格」と舌を巻いた。11月「TOTOジャパンクラシック」の最終日に同組でプレーした若林は「スキがない。飛距離も出るし、曲がらないし、ピン位置が右に左にふってあっても、だいたいショートサイドにつけてくることはすごい」。間近で見た正直な感想だった。

若い世代は「勢いというより自信がある」

「若手に負けられない」は合言葉になった。9月の「ゴルフ5レディス」で初日首位発進した27歳の葭葉ルミは、若い世代について「小さい頃からプロになりたくて練習していた子たちが今プロになっているので気持ちは強い」と言った。大会を制したのは22歳の小祝さくら。20歳の古江彩佳は2位となり、その後に達成した最多3勝へ向けて助走に入った。

コロナ禍による無観客も若手の活躍を後押ししたと見る向きもある。ギャラリーの存在に飲まれることなく、自分の力を発揮できたというのが理由のひとつだ。古江が2週連続優勝で今季3勝目を挙げた11月の「大王製紙エリエールレディス」。3日目にトップの古江、2位の笹生に続く3位につけた32歳の菊地絵理香は「今の19~20 歳の子たちは、勢いというよりも自信がありますし、気持ちも落ち着いていて、フワフワしている感じが全くない。本当に隙がなく、実力も、うまいというより技術力が高い」とイメージを口にした。さらに「完成度も高いですけどまだまだ伸びしろがたくさん見える部分があるので、どこまで行くんだろう、という感じで全然想像がつかないですね。本当に恐ろしい感じです」とも。

古江は昨年末時点で82位だった世界ランクを16位(12月21日時点)まで上げた。一時は日本勢2番手に浮上するなど、東京五輪出場も視野に入る。

若い世代の活躍を自らと重ね合わせたのは、ツアー初優勝した2007年に5勝をマークし、史上最年少の21歳で賞金女王に輝いた34歳の上田桃子だ。「大王製紙エリエールレディス」の3日目に「自分たちも出てきた時が一番良かったので、今の状況をあまり不思議には思っていない」と前置きして、「去年の渋野(日向子)さんもそうですけど若い時はガンガンと行ける強さを持っているのでうらやましいなと思うことが大きい」と話した。

それでもこんな思いもある。「年齢を重ねても(若林)舞衣子ちゃんも子供を産んでからの方がいい雰囲気でやっているように見えます。(自分が若手の)壁になろうというよりは、歳を重ねてもいいゴルフは出来るというところは示していきたい」。シーズンは2020年と21年が1つに統合された長丁場。まだまだ対抗心は衰えていない。

※世代ごとの優勝回数は、2000年度生まれのミレニアム世代が4勝(古江彩佳3勝、西村優菜1勝)、1998年度生まれの黄金世代が3勝(原英莉花2勝、小祝さくら1勝)、2001年度生まれが2勝(笹生優花)、1999年度生まれが1勝(稲見萌寧)。

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