不完全燃焼の安田祐香 2021年へ「うまくいくと信じて」
2020年 JLPGA新人戦 加賀電子カップ
期間:12/10〜12/11 場所:グレートアイランド倶楽部(千葉)
安田祐香「いい成績で」 新人戦でプロ初V目指す
◇国内女子◇JLPGA新人戦 加賀電子カップ 事前(9日)◇グレートアイランド倶楽部 (千葉県)◇6488yd(パー72)
2019年プロテスト合格者14人による新人戦が10日から2日間競技で開催される。安田祐香は練習ラウンドを終えて、「今年最後の試合なのでいい成績で終わりたい。ゴルフの調子とか考えず、一打一打集中して、いい成績で終えられたらいいな」と意気込みを語った。
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今大会の舞台は11月のレギュラーツアー「伊藤園レディス」(45位タイ)と同じ、千葉県のグレートアイランド倶楽部。総距離は同大会から約250ydほど短いセッティングとなっており、「グリーン上の難しさとかは一緒だけど、(総距離が)短くなっているのでアイアンとかで狙ってチャンスを作りたい」と戦略を練った。
ただ、9月「デサントレディース東海クラシック」を首痛のため欠場したこともあり、“寒さ”は最も警戒したいところ。現時点で首に「違和感」はあるが、治療によりスイングには影響がないという。「カイロを張ったり温めたりして、気を付けようという感じです」と説明した。
今季は14試合中10試合に出場してトップ10はゼロ。それでも「成績的には良くないけど、内容的にはいいゴルフができていた」と振り返った。オフシーズンでは「いっぱいご飯を食べてけがをしない体づくりを。自粛で(家で)出来るトレーニングをして、あとケアも大切なのでそこにも時間をかけたい」。技術面ではスイングは変えずにインパクト時のスピード強化に臨むつもりだ。
同じタイミングでプロテストに合格した西村優菜や笹生優花は海外メジャー「全米女子オープン」(10日開幕/テキサス州・チャンピオンズGC)に出場する。「応援して自分も頑張ろうと思います」と、同年代の活躍も力にまずはプロとして初めての勝利を目指す。