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「最高の幕開け」 佐伯三貴が愛弟子の活躍を祝福

ツアー通算7勝の佐伯三貴が、自ら指導する若手の活躍に喜びを爆発させている。

25日が最終日だった国内女子下部ツアー「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」(広島・芸南CC)で、沖せいらが優勝。28歳の誕生日を自ら祝ったかたちだが、指導する佐伯三貴も自身のInstagramで喜びをつづった。

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「愛弟子の沖せいらがステップアップツアー初優勝することができました。誕生日という事で最高の幕開けとなったことと思います。せいらは私を信じてついて来てくれました」

36歳の佐伯自身はけがもあり、2019年シーズンをもって第一線から退き、後進の育成に携わってきた。東北福祉大の先輩として18年5月から沖を指導してきただけに喜びもひとしお。

佐伯に指導を仰ぐ他の愛弟子も着実に結果を残しつつある。6月のレギュラーツアー開幕戦「アース・モンダミンカップ」では田中瑞希が1打差3位。9月の同ツアー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でも田辺ひかりが1打差2位と善戦した。これまで実績がなかった選手にとっては大きな手応えに違いない。

「課題を見つけて、ひとつひとつクリアして予習復習して一段ずつステップアップ。絶対にホップステップジャンプはさせません。地道に着実に」と佐伯は自身のInstagramに指導方針を記した。技術的な部分はもちろんだが、精神的にも若い選手の拠りどころになっている。

レギュラーツアーでは男子プロの“ジャンボ”尾崎将司から指導を受ける笹生優花が2勝をあげて話題となったが、ジャンボ軍団以上の存在感を“佐伯軍団”が発揮できるか。今後も注目を浴びそうだ。

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