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2020年 アース・モンダミンカップ
期間:06/25〜06/28 場所:カメリアヒルズCC(千葉)
無観客で静寂のはずが…鈴木愛と同組から起こった拍手
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 初日(25日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72)
静寂のはずのコースに「OK」、「大丈夫」、「ナイス」と声が響いた。4アンダーの7位で発進した鈴木愛は「同組選手やキャディさんが盛り上げてくださった。楽しく回れましたね」と振り返った。歓声こそないが拍手や声掛けで組の雰囲気をつくっていった。
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新型コロナウイルス感染拡大により2020-21シーズン開幕戦は無観客試合だ。賞金女王が「ギャラリーがいて自分の気持ちが高まる部分は大きい。キャディさんにも盛り上げてもらって自分の気持ちを高めたい」と不安混じりに“願望”を口にしたのは前日の記者会見。この日朝、信頼を寄せる清水重憲キャディから声をかけられ、「(会見の)記事を読んでくれたみたいで、朝からめちゃくちゃ盛り上げてくれた」と感謝した。
年上で同組の藤田さいきと川満陽香理、さらに2人のキャディにも助けられた。「とくに(組を盛り上げようとは)言葉にしなかったんですが」自ら放った1番のティショットがフェアウェイ中央にいくと自然と拍手してもらったという。
「めっちゃ拍手をしてもらったりした。うちの組くらいだったと思うんですが、すごく楽しかったです」と雰囲気にも乗せられた。16番ではカラーから5mをパターで沈めてバーディ、18番は5mのバーディパットを流し込んだ。
悪天候によるコースコンディション不良で全組1時間ティオフが遅れるという知らせをメールで受けて、朝は20分間の二度寝をした。フェアウェイキープは6回と1Wショットの精度を改善点にあげたが、7カ月ぶりの試合で集中力を切らさずパターの感触も上々だという。「明日はインから回る。10番から13番までは難しいので、まずはオーバーパーにしないように頑張りたい」と話すと、練習場へと向かった。