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母国メジャーも見送り 李知姫はコロナ禍も日本滞在

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(23日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72)

2月18日に米国合宿を終えた李知姫(韓国)は3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)のため日本に戻った。「2月は韓国の方が危ない状態だった。移動が一番危ないから家族からも『移動しない方がいいよ』って言われた」。新型コロナウイルス感染拡大を懸念しつつ、自宅のある東京都内で過ごした。

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その後日本ツアーは開幕から中止が続いた。「これだけ長い休みは今までなかった。可能なときは千葉で練習をして、あとは家でトレーニングをしていました。過去5年のスイングを見直してスイングの軌道を中心に勉強した」。帰国を選択した同郷のツアー仲間とは「試合がいつ始まるのか」、「入国制限はいつ解除されるのか」とLINEでメッセージを交わしたという。

ツアー本格参戦19年目に突入する41歳はペラペラな日本語で自粛期間を「日本も長いんで特に不便なことはなかったです」と振り返る。「迷わず、日本で試合が早く始まるのを待っていた」とイ・ボミアン・ソンジュペ・ソンウらが出場した5月開催の韓国メジャー「KLPGAチャンピオンシップ」も出場を見送った。

日韓の入国制限措置は解かれておらず10人いる韓国籍の賞金シード選手のうち今大会出場は日本に残っていた李のみだ。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長は「協会も海外選手が入れず、心を痛めている。国が決めることでどうしようもない」と語った。李は「早くこういう状況から良くなって選手が全員出場できてツアーが盛り上がれば良い」と思いやった。

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2020年 アース・モンダミンカップ



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