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【‘11年7月第1週】上原彩子の優勝パター
2011/07/04
優勝者のパター
昨年の「フジサンケイレディスクラシック」で、惜しくも1打差で初勝利を逃した上原彩子。「リベンジするために、この場所に戻ってきました」と、強い意志のこもった言葉を口にした。「自分のリズムでプレーできました」と振り返る上原は、17番まで4バーディ、ノーボギーと快調なラウンド。4アンダーの単独首位で、最終18番パー4を迎えた。
しかし、ここを5オン1パットとし、痛恨のダブルボギー。「最後はもったいなかったですね」と、最後の最後で2アンダーに落としてしまい、首位と2打差の8位タイでホールアウト。後味の悪さが残ってしまった。
それでも「ここは好きなコース」という上原は、落胆の表情を見せない。難コースの川奈を好きと答える選手は少ないが、「風も好きですし、沖縄に似ているんです。それに、難しくて我慢が必要なコースは、イメージした通りに打てた時の快感が好き。イメージ通りにパットが入ると楽しいんです」と笑顔を見せた。一見は穏やかな表情に努めていても、内には静かな闘志を秘める上原。残り2日間、故郷を連想させるコースを味方につけ、昨年のリベンジを果たすことができるか。