【’11年11月第4週】高山忠洋、全美貞の優勝パター
第4の日本国内メジャーを狙う韓国4人衆
国内女子ツアーは第9戦目にしてメジャー第1戦を迎える。「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が、今年からメジャーに昇格し、これで国内女子も男子ツアー同様4大大会となる。その初代女王を狙い、韓国4人衆が練習グリーン上で顔をそろえた。
写真左から昨年国内ツアー史上初となる3週連続を含む4勝を挙げた全美貞。全は今大会のディフェンディングチャンピオンとして大会連覇とメジャー初勝利を狙う。その隣は、今季の開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝を果たした宋ボベ。そして3番目は今季の第3戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」に招待選手として出場し優勝を果たした申智愛。そして一番右は第5戦「スタジオアリス女子オープン」でツアー3勝目を果たした辛ヒョンジュだ。
<< 下に続く >>
中でも注目されるのが、韓国ツアーで2年連続賞金女王になり、昨年末の試合と日本で優勝する直前にも勝利を収め、3年連続賞金女王にむけひた走る申。「PRGRレディス」優勝後、4月15日付けでLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のツアー出場登録(TPD非会員登録)を済ませた。これにより、今後は日本ツアーでの成績も賞金獲得金額に加算される。申は韓国の新人王を既に掴んでおり、今後は日本ツアー、そして米国ツアーでも新人王を狙っている。
指定練習日の火曜日に、7時30分に10番ホールから練習ラウンドを行った申は、18番202ヤードのパー3でホールインワンを達成した。ラウンド後は練習グリーンで韓国選手たちの輪に加わり、声質の変わるおもちゃを手にご機嫌モード。メジャー取りに向けた緊張感はまだ見えなかった。今大会には、韓国女子ゴルフ界のパイオニア、朴セリも招待出場している。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!