首位と3打差、今季2勝目に挑む宮里藍（Darren Carroll/Getty Images）

「今日はそんなに大きなミスはなかったし、フェアウェイとグリーンをはずしたのも（アウト、インで）1回ずつなので、内容としては上出来だったと思う」と、初日のラウンド後にインタビューに答えた宮里藍。「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」初日、首位を走る昨年覇者のヤニ・ツェン、ステイシー・ルイスに3打差に迫る好スタート切った。

ショットの勘も取り戻し、シーズン中盤、徐々に調子を上げてきている宮里だが、「自分のスタイルは確立されてきているけど、いろんな悩みがあったり、分かってはいてもなかなか行動に移せなかったり」と、内面にはゴルファーでなくても誰もが感じる悩みはあると明かす。

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現在、宮里のコーチを務めるピア・ニールソン、リン・マリオットがこの日会場に足を運んだ。「スイングが良くても、迷いがあったり決断力が欠けていればいいショットにつながらないし。細かいけれど大事なところを彼女たちはチェックしてくれている。彼女たちが見てくれていたので、今日はストレスなくすごくいい状態でゴルフができた」とリラックス。ロープの外に心強い味方を得てのラウンドだった。

「例年はスコアの出るコースだが、今回は思いのほか伸びていない。明日も我慢しつつ、1つでも伸ばしていきたい」と今季2勝目に挑戦する。