渋野日向子 高校1年生の“妹弟子”をキャディに起用
2019年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン
期間:09/27〜09/29 場所:利府GC(宮城)
渋野日向子「気持ちを込めてハイタッチ」こども病院慰問
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(25日)◇利府GC (宮城)◇6505yd(パー72)
渋野日向子が25日、仙台市にある宮城県立こども病院を慰問した。約40分間2階にある病室を回り、入院中の子供たちと交流した。
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これまで交わしてきたハイタッチとは少し違った。手を重ねる度、強い想いを込めた。「目を見て優しくポンってハイタッチした。もちろん試合中も大事にしているけど、今日は色々な気持ちを込めて」。大会側が社会貢献活動として始めて、今年で16回目になる慰問に初参加した。「今までに思ったことのない気持ちがした」と話した。
小学2年生の男の子からは、病室で折り紙をもらった。「私、鶴折れないのー。折れるように頑張る」。普段通り優しく明るく接し、自身のサインを手渡した。8月の海外メジャー「AIG全英女子オープン」制覇後の重圧が思い浮かび、「自分が苦しんだ1カ月って本当にしょーもないって思った」と振り返った。
病院の出口に違う階の子供たちが見送りに来た。「幼い頃から入院している子を、テレビなどで見たことがあった。すごく前向きに頑張っているイメージだった。やっぱりその通りだと思った。離れられないですよ。みんな可愛すぎる」とすぐに駆け寄った。
自身初の2週連続優勝で、史上最年少賞金女王への可能性を広げたい今大会。「私の成績で笑顔になってくれるなら、頑張らないといけない」と20歳は力を込めた。(宮城県仙台市/林洋平)
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