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自己ベスト更新の高橋彩華がV争い 今度こそ己に打ち勝つ!

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 2日目(7日)◇GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)◇6380yd(パー72)

太陽がジリジリと照りつけて、32度近くまで気温が上がったムービングデー。ツアー初優勝を狙う高橋彩華(さやか)が生涯の自己ベストを1打更新する「65」をマークし、34位から首位に3打差の通算9アンダー5位に浮上した。

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4つ全てのパー5でバーディを獲るなど好調の高橋だが、最終日に向けて懸念も多い。自身の性格を“めっちゃ神経質”と表現し、メンタルが課題だと自覚。6月「ニチレイレディス」ではプレーオフで鈴木愛に負け、惜しくも初優勝を逃した。前週の「ニトリレディス」でも2日目まで首位争いに加わったが、3日目からスコアを崩して13位。ネガティブですぐに病んでしまうことから「いつも自分に負けてしまって、自分で崩してしまう」と悔いは尽きない。

スコアの伸ばし合いが続く今大会においても、初日はショットが安定せず、予選落ちが頭をよぎった。それでも、練習場でスイングを修正して立て直した。トップを浅めにしたことでボールがつかまり始め、全てのクラブで持ち球であるドローボールの精度が戻ってきたという。

最終18番(パー5)では1Wで打ったボールが左に流れ、とっさに「やばい!」と声を上げた。しかし、ボールが落下した付近のギャラリーから「ナイスショット」の歓声が聞こえ、こわばっていた頬が緩んだ。ボールはバンカー手前のフェアウェイ左端にあり、落ち着いて2打目を右サイドに沿う池の左側に置き、3打目でピン奥に寄せて下りのラインを読み切りバーディ締め。約5年ぶりのベストスコア更新に喜びを爆発させ、笑顔でキャディとグータッチを交わした。

今季に初優勝を飾った小祝さくら原英莉花浅井咲希らと同学年の“黄金世代”。高橋は「自分もみんなと同じ位置に早く並びたい」と勝利に向けて心の声をあらわにした。使用するティの色は「ウエアや帽子の色に合わせて毎日変えている」という細やかなこだわりも。最終日も自分らしさを出しながら、今度こそ強い気持ちで優勝争いに臨みたい。(茨城県常陸大宮市/大久保彩)

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