都玲華の最新14本 ドライバーはRKTからMAXへスイッチ TRTLは“ミヤコレ仕様”のプロト?
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント◇武蔵丘GC(埼玉)◇6690yd(パー72)
都玲華はメルセデスランク50位と、シード獲得の正念場を迎える。シーズン終盤を戦うクラブセッティングをチェックした。
ドライバーはスリクソンの最新モデル「ZXi RKT MAX」。ローンチ当初はスタンダードモデルを使っていたが、「取り組んでいるスイングがだんだん良くなってきているのですが、スイングが変わったことで、スタンダードモデルだとスピン量が1300回転くらいとすごく少なく、以前よりキャリーが出なくなってしまったんです」と語る。
現在コーチを務める谷口拓也プロの勧めもあってMAXに替えたところ、スピン量は理想とされる2300~2400回転に近くなって飛距離も伸びたと喜ぶ。MAXは主に寛容性について強調されるが。スピン量を増やす目的で選ぶというプロのモデル選びは我々アマチュアにも参考になるだろう。
フェアウェイウッドは「ゼクシオエックス」。バッグの中で最も古い2020年モデルで、しばらく手放せない模様だ。
ユーティリティは4番と6番。前者は女子ツアーで人気の「ZXi RKT」で、後者は手になじんだ「ゼクシオ14プラス」。ソールに鉛を貼るなど細かな調整が施されている。
アイアンは6番からで、「ZXi5」の2027年モデルを投入する。「めっちゃいい感じです」と言い、使用していた前作からシャフトを含めたフルリニューアルを敢行した。「昔から使っていたカーボンシャフトから、今回ウェッジと同じものに替えたところ、スピン量のバラつきが減り、ショットの安定感も向上しました」
ウェッジはクリーブランドの新旧「RTZ」を3本、すべてバウンス10度の「MID」でそろえる。48度と58度が「RTZ2ツアーラック」、54度が「RTZツアーラック」という構成だ。ツアーラックとはノーメッキのカスタムモデルで、クリーブランドでは特注生産ながら市販されている。
パターはいま人気の“カメパター”、オデッセイ「TRTL S」。都が手にしているのは細い3本のサイトラインが入ったプロトタイプ。本人の言及はないが、ボールに描かれたアライメントラインと無関係ではなさそうだ。「ここ3試合くらい使っています。構えやすくて出球が跳ねずに安定して転がるので、もうエースと言ってもいいかな」と声を弾ませる。
キャロウェイの関係者によると、TRTLの4つあるウエートをフル活用しているらしい。「最初はヒール側の2つを重く(20g×2)、トウ側をそれより軽くして(5g×2)つかまりのいいセッティングにしていたのですが、ヒール側を15g×2にしてトウには5gより重いものを付けることでつかまりを抑えているようです」という。
都のヘッドはフェース開閉の度合いが最も大きいスラントネックモデルで、ウエート配分がストロークに与える影響も大きい。その試合、その日のフィーリングによって、細かな調整を行っていることがうかがえた。(埼玉県飯能市/中島俊介)
<都玲華の最新14本>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZXi RKT MAX(9度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD GC(50g台、硬さS)
フェアウェイウッド:ダンロップ ゼクシオ エックス フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD GC(50g台、硬さS)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZXi RKT(4番22度)、ダンロップ ゼクシオ14プラス(6番26度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD VFハイブリッド(70g台、硬さR)
アイアン:ダンロップ スリクソン ZXi5 2027年モデル(6番~PW)
シャフト:日本シャフト NSプロ 750GH(R)
ウェッジ:クリーブランドRTZ2ツアーラック(48度、58度)、クリーブランドRTZツアーラック(54度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(R)
パター:オデッセイ TRTL Sプロトタイプ