「ニトリレディスゴルフトーナメント」最終日スコア結果
2019年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/29〜09/01 場所:小樽CC(北海道)
渋野日向子 次戦は国内メジャー高額大会「ワオ! 高いですね」
◇国内女子◇ニトリレディス 最終日(1日)◇小樽CC(北海道)◇6650yd(パー72)
海外メジャー「AIG全英女子オープン」覇者の渋野日向子は、トップと4打差の通算7アンダー5位で大会を終えた。開幕2日前に38度を超える熱を出し、病院では急性副鼻腔炎と診断されたが、上位で最後まで戦い抜いた。首位と2打差の4位からスタートした最終日は6242人(前年比2003人増)のギャラリーが訪れ、4日間トータルで大会最多となる1万7249人が来場した。
<< 下に続く >>
「全英」後に参戦した国内戦は、「北海道meijiカップ」13位、「NEC軽井沢72」3位といずれも上位を争った。「優勝したら気が緩むかと思ったけど、今の自分の実力を発揮できるように頑張ろうという感じが結果に繋がっている」と目の前の壁に食らいついているとした。
今大会で賞金600万円を稼ぎ、ツアー生涯獲得賞金総額は9079万4570円。目標とする1億円まで残り1000万円弱となった。次週は休養し、次戦は国内メジャー第2戦「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」。ツアー初優勝を挙げた5月「ワールドレディスサロンパスカップ」に続くメジャー制覇が懸かる。
会場はプロテストで合格した思い出の地、兵庫県にあるチェリーヒルズGC。「良いイメージはありますけど、また選手権とは違うと思う」と油断はしない。優勝賞金はツアー最高額となる3600万円。「ワオ! 高いですね。それは頑張らないと」と目を輝かせた。
出場選手には米国ツアーを主戦場とする畑岡奈紗の名前もある。「奈紗ちゃんも“全英ぶり”に会うので、それも楽しみですし、世界レベルの選手がたくさん来るということは、戦いがいがある。賞金高いし、4日間競技は世界ランキングにも繋がると思うので大事にしたい」。国内メジャーで凱旋優勝を目指す。(北海道小樽市/石井操)