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渋野日向子は1時間の練習で病院へ 蓄膿症の疑いで38度を超える熱

◇国内女子◇ニトリレディス 事前(27日)◇小樽CC(北海道)◇6650yd(パー72)

コース入りした月曜日に「歯が痛い」と訴えていた渋野日向子が同日に歯科医の診断を受け、右頬付近内部に膿がたまる副鼻腔炎(蓄膿症)の疑いがあることが判明。この日の午前8時ごろに会場入りしたもののパッティング練習だけにとどめ、再び診察を受けるため同9時にコースを出て札幌市内の病院に向かった。

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関係者によれば、渋野は昨日から38度の熱があり、今朝も熱が引かず38度5分に上がっていたという。蓄膿症は症状を自覚することが難しい。抗生物質の服用や膿の吸引などの治療法があるが、症状によっては治療が長引く可能性もあるという。

渋野は午前8時33分にスタート予定だった練習ラウンドをキャンセル。一緒に回る予定だった小貫麗に練習グリーンで「一緒に入れてもらったのにごめんね」と謝罪し、小貫に症状を問われて「大丈夫じゃないです」と答えていた。

この日は午後6時30分から小樽市内で前夜祭が行われるが、現時点で出席可否は不明。あす28日(水)はプロアマ戦に出場予定となっている。

渋野は2試合ぶりのツアー復帰。前週は4週前に「AIG全英女子オープン」を制してから初めて休養をとり、地元の岡山県で過ごしていた。(北海道小樽市/塚田達也)

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