大観衆に包まれて3日間をプレーした渋野日向子

◇国内女子◇北海道meijiカップ 最終日（11日）◇札幌国際CC島松コース（北海道）◇6531yd（パー72）

「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子の凱旋出場で注目を集めた大会の最終日は、昨年比2725人増となる7631人のギャラリーが来場。3日間トータルで1万6407人となり、会場を2006年から札幌国際CCに移してからの最多ギャラリー数を更新した。これまでの最多は昨年大会の1万3741人だった。

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大会は渋野が上位を争い通算4アンダーの13位で終えたほか、北海道出身の小祝さくらが優勝を争う（最終順位は5位）など地元大会で健闘。最終日は渋野が最終組の3組前、小祝が4組前にプレーし、多くのギャラリーが終盤組に集中した。

疲労と戦いながらも上位で3日間を完走した渋野は「全英で優勝してから、こんなにたくさんの方が来てくれるとは思っていなかった。みなさんの応援は本当に力になるし、今までとは違うムードだった。この中でプレーするのは本当に楽しいことだと改めて思った」と感慨深げだった。

なお、過去に北海道で開催された大会の最多ギャラリー数は、今大会の前身である1977年「東洋水産レディス北海道」（廣済堂札幌CC）の2万3588人。今週は13番目の動員となる。（北海道北広島市／塚田達也）