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「令和初に乗っかりたい」宮本勝昌は1打差追う

◇国内男子◇中日クラウンズ 3日目(4日)◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース(愛知)◇6557yd(パー70)

「昭和の男」を自認する46歳の宮本勝昌が「令和初優勝」に前進した。3日目は3アンダー「67」。3日続けて60台を並べて通算8アンダーとし、首位のピーター・カーミス(ギリシャ)を1打差2位で追いかける。

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「僕の勝手な印象だけど、和合は回れば回るほど難しくなると思う」と宮本は言う。今大会は20年連続22回目の出場。何度もコースの罠にはまるうちに、狙いどころはドンドン狭くシビアになっていく。

だが、今週は好調なパッティングがスコアメークを支えている。2週間前の「東建ホームメイトカップ」最終日から、流行りのアームロック式パターを導入した。「一番のメリットは入ること」というが、宮本の場合、39インチのパターグリップは、左腕に触れているようで触れていない。「ほとんどアームロック?だいたいアームロック?アームロック風?」ととぼけるが、この3日間のパーキープ率は88.9%で全体3位につけている。

ムービングデーの土曜日は13番で5mのパーパットを沈めると、14番ではラフからの2打目が木に当たり、3打目はピンまで残り70yd。「8割ラッキー」というものの、この3打目をわずか10センチに寄せて、2ホール続いたピンチを切り抜けた。

首位と1打差で迎える最終日。「チャンスだと思いますね。こういうコースなので、人のスコアを気にしている余裕はないと思う。しのいで、しのいで、最後までいけたらいい」と、まずは自分のプレーに集中する。

昨シーズンは賞金ランク74位に終わり、2000年から18年間続けた賞金シードを喪失した。師匠の芹澤信雄は「ここ5、6年で一番練習していたんじゃないですか。藤田寛之に負けないくらい練習していたと思いますよ」と、今季にかける宮本の姿を眺めていた。

「もし明日良い結果だったら『令和、令和』言うでしょうね。そのときは乗っかりたい」と、“令和初優勝”の称号も大歓迎だ。(愛知県東郷町/今岡涼太)

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2019年 中日クラウンズ



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