2019年「マスターズ」組み合わせ&スタート時刻
石川遼が2連覇「納得する形で日本一になって世界に」/日神カップ千葉オープン
◇ツアー外競技◇日神カップ千葉オープン 最終日(11日)◇平川カントリークラブ(千葉)◇7206yd(パー72)
2日間のツアー外競技「千葉オープン」で石川遼が通算7アンダーで並んだ木下裕太とプレーオフに突入。3ホール目でバーディを奪って2連覇を飾った。石川は初日「64」でプレーし、後続に5打差つけてスタートしたが、最終日を3バーディ、4ボギーの「73」と失速した。
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18番(パー4)で行われたプレーオフ2ホール目、石川は左ラフから打った2打目がグリーンを外しピンチとなるが、残り45ydの3打目をベタピンさせてパーセーブ。ピン位置を切りなおして行われた3ホール目で2打目が乗らずパーパットを残した木下に対し、石川はピン奥残り4mのバーディパットを沈めて終止符を打った。
初日と最終日で9打差のスコアになったことに「結果的に技術の部分ではあるが、下手になったわけではない。必ず自分が勝たなきゃいけないとプレッシャーを与えていたが、序盤は負けちゃうかも、と信じきれず消極的なプレーになった。集中はしているが、ゾーンに入り切れていない、こういった部分を解消していきたい」と振り返った。
今季の目標を問われると「世界に行くためにも、自分が納得する形で日本一になりたい。賞金ランキングが2位や3位だったら自分は納得しないし、1位でも他の選手のほうがうまいと思ったらダメだと思う。自分が日本で一番うまいんだと思えるようにしたい」と目指すは頂点のみであることを強調した。
今週は米ツアーのメジャー大会「マスターズ」が開幕する。「見るのも好きだけどやはり出たい。(来年のマスターズ出場は)目標ですね。お世話になったキャディやスタッフから『遼はどこにいった?』と言われていることを聞く。もっと頑張らないと」と意気込んだ。
4月13日(土)から2日間で行われるツアー外競技「岐阜オープンクラシック」(各務原カントリー倶楽部)に出場し、次週の国内ツアー「東建ホームメイトカップ」(東建多度カントリークラブ・名古屋)を迎える。(千葉県千葉市/石井操)
<主な上位選手>
優勝/-7/石川遼
2/-7/木下裕太
3T/-2/荒井雅彦、木村友栄、大槻智春、井上信
7T/-1/木下稜介、市原弘大、小林正則、稲森佑貴 ほか
14T/0/秋吉翔太、深堀圭一郎、大岩龍一 ほか