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マークセンは米国シニア挑戦を見送り 来年も日本が主戦場

◇国内ツアー対抗戦◇Hitachi 3Tours Championship(9日)◇グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)◇3658yd(JGTO)、3380yd(PGA)、3113yd(LPGA)=9ホール(パー37)

12月初旬に米国シニアツアー(チャンピオンズツアー)の最終予選会に初挑戦したプラヤド・マークセン(タイ)が、オフシーズン恒例となった国内3ツアーの対抗戦に出場した。3年連続賞金王として率いる国内シニア(PGA)は6年ぶり3回目の優勝を飾り、最優秀選手(MVP)に選出されるなどチームの勝利に貢献した。

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米国フロリダ州のTPCタンパベイで4日間にわたり行われた最終予選会は、通算5オーバーの27位タイ。来季出場権が得られるトップ5に入れなかった。30位タイまでに付与される準メンバーの資格は得たが、出場資格は各大会の予選会(マンデートーナメント)に限られることもあり、「(米国には)行きません」と明言した。

来年もこれまでと同じく日本を主戦場とし、国内シニアとレギュラーツアーを掛け持ちしながらプレーする。4年連続のシニア賞金王を狙う一方で、「アジアンツアーにも少し出るつもりです」とスケジュールと相談しながら海をわたる予定だ。

この日、同組でプレーした国内男子(JGTO)チームの石川遼は、「マークセンさんはドライバー、アイアン、パットがぜんぶ良くて、間違いなくMVPだと思った。来年はJGTOチームで出るんじゃないかと、僕らの中で噂になっています」と笑い、衰え知らずの52歳に感心しきり。来年もシニアツアーを戦うライバルたちにとって脅威の存在になりそうだ。(千葉県成田市/塚田達也)

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