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石川遼 1Wショットに不満も「調子の波小さく」

◇国内男子◇カシオワールドオープンゴルフトーナメント 初日(22日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)

今季初優勝を狙う石川遼が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、4アンダーで暫定首位に2打差で滑り出した。12人がホールアウトできず暫定順位は7位タイ。1Wショットに不満を口にしながらも、好位置でのスタートに安堵した。

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夜半からの雨が降りやまないまま、悪天候によるコースコンディション不良。ティオフ時刻は予定よりも1時間半遅延した。雨雲を吹き飛ばした風はその後、時間を追うごとに難敵になった。石川は序盤11番(パー3)で3パットボギーをたたいた直後に2連続バーディ。折り返しの18番(パー5)では第2打で「ライが良かった」と1Wを握り、グリーン右手前まで運んで3つ目を決めた。

「アウトの方が山に囲まれていて、風が難しい」という後半9ホールは打ち下ろしの2番(パー3)で第1打をピン左4mにつけ、最後のひと転がりでカップに収めてバーディ。5番(パー5)では1Wを振った直後に「フォア―!」の声。「(全体的に)1Wショットがあまり良くなかった」と右サイドに曲げたが、第2打をアイアンで刻んで5つ目。「パットで簡単なライン、難しいラインもきっちり決めていけた」とグリーン上の出来に納得した。

1Wショットの状態を嘆いたが、「調子の波は小さくなっている」と言った。前週の「ダンロップフェニックス」開幕2日前、ネック部分に鉛の調整を施した効果が続いている。「フェースがどこを向いているか分からない状態ではなくなった」と調子が上向きであることを感じた。

ホストプロを務める今大会。石川は今季、国内でのバーディ獲得数に応じてカシオ計算機製の電子辞書を全国の小学生に寄贈するプロジェクトに参加している。前週までのバーディ数は「244(イーグルを含む)」。この日のラウンド後には高知県内の4校に計100個をプレゼントするセレモニーに出席した。

残りはシーズン終了後に他県の学校に贈るが「予選落ちを結構したので、ラウンドの数が減ってしまった。300行けるかどうか、と考えていたので、それに届かなかったなという印象」と子どもたちを前にして悔しさも覚える。

ただし、まだシーズンは終わっていない。「初日首位でも最終日に優勝争いに絡めなかったら意味がない。まだ54ホール。ここからが大事になる」と気を緩ませる様子はなかった。(高知県芸西村/桂川洋一)

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