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昨季下部ツアー賞金王・大槻智春は小平智の同期生

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 初日(27日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7330yd(パー72)

「それ、オレにちょうだいよ」。そんな風に気軽にお願いできるのも旧知の仲だからこそだ。開幕前のパッティンググリーン。小平智が使っていた練習器具を本人にねだったのは、日大時代に同学年だった大槻智春(おおつき・ともはる)。昨年の下部ツアーで賞金王に輝き、今季レギュラーツアーに本格参戦中の28歳だ。

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初日を5アンダー3位タイで滑り出した大槻は茨城県出身。東京育ちの小平、薗田峻輔らとはジュニア時代からナショナルチームで日の丸を背負った。「いつか海外でやりたいと思っていた」と夢を海の向こうに描いたのも自然の流れ。4月に米ツアー初優勝を果たし、主戦場を移した小平にとっても「まったく英語もできないのに、ふたりで台湾や韓国に試合に行った。だから智春の成績はいつも見ているんです」と気にかける存在だ。

本格参戦1年目だが、シーズン当初から、年間の優勝者らが並ぶ最終戦「日本シリーズJTカップ出場」を目標に掲げた。「みんなに“高い”と言われるんですけど、シード獲得に目標を置いているとその壁を超えられない」という。

現在の賞金ランキングは47位。前週の「ダイヤモンドカップ」は7位で迎えた最終日に「75」をたたいて、21位タイに終わった。「悔しい思いをしたので、それを生かしたい。攻めるところを攻めて、守るところは守る。欲を言えば、もっとフェアウェイキープをしたい」。通算31勝の片山晋呉が首位スタートを切ったリーダーボードにもひるんではいられない。

「ゆくゆくはアメリカツアーに行きたい」と言う目は真剣そのもの。今はまだ、その目標を笑う人がいるかもしれない。けれど、“有言”が生むパワーは、誰よりも友人の小平が証明した。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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