小平智が前年覇者として登場 “魔の16番”を攻略せよ
2018年 トップ杯東海クラシック
期間:09/27〜09/30 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
小平智は2カ月ぶり国内ツアー WGC出場権獲得に照準
◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 事前情報(26日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7330yd(パー72)
米ツアーを主戦場とする小平智が7月の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」以来の国内ツアー出場を果たす。前年覇者として臨む今大会は、10月の世界選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国・シェシャンインターナショナルGC)への出場権もかかる一戦だ。
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小平は米ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「デルテクノロジーズ選手権」で敗退し、フェデックスカップポイントランキング94位でシーズンを終えた。その後、日本に一時帰国して短いオフを堪能。9月11日には29歳の誕生日を迎えた。「クラブもあまり持ちませんでした。球打ちをあまりしていなかったんですけど、きのう(25日)結構打った」と、感覚を戻しているところでもある。今大会は夏場までイ・ボミ(韓国)のバッグを担いだ清水重憲キャディをスポット起用。約5年ぶりにコンビを組んだ。
米ツアーは次週に2018―19年シーズンが開幕する。2戦目の「CIMBクラシック」(マレーシア)、3戦目「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」(韓国)に出場した後、中国・上海での「WGC HSBCチャンピオンズ」への参戦を目論んでいる。
同大会のフィールドに入るためには、10月8日付の世界ランキングで上位50位の確保が条件で、現在48位の小平にとって今週は正念場。中国の翌週に米本土にわたり、ネバダ州ラスベガスでの「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で4連戦を終えるのが、頭にあるスケジュール。
11月には谷原秀人と日本代表として豪州での「ISPSハンダ メルボルン ワールドカップ」に参戦する。「選ばれて光栄。小さい頃に丸山茂樹さんと伊澤利光さんが優勝したのを見て、いつか出たいと思っていた」と、忙しい秋になりそう。今週月曜日(24日)には、タイガー・ウッズの5年ぶりの復活優勝に感激。「最高です。スーパースターです。最終戦で勝つところがまたスゴイ。来年は(出られるように)頑張ります」と2年目のシーズンを早くも見据えている。(愛知県みよし市/桂川洋一)