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小平智は米ツアー1年目終了「苦しかった」

2018/09/02 11:23


◇米国男子◇デルテクノロジーズ選手権 2日目(1日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇7342yd(パー71)

5オーバー89位から出た小平智は「72」とスコアを落とし、通算6オーバーの90位で終えた。フェデックスカップランク85位からポイントを上積みできず、プレーオフ3戦目「BMW選手権」(アロニミンクGC・ペンシルベニア州)の出場権を逃した。今年5月から本格参戦した米ツアー初のシーズンを終了させた。

最終組の一つ前でプレーした小平は、電光掲示板でカットライン・2オーバーを確認した。4オーバーで迎えた後半7番(パー5)は第2打に1Wを握った。攻めの姿勢は報われず、グリーン左バンカーに突っ込んだ。「ちょっと変なところに入ってしまった」とパーに終わった。

次戦の出場権確保に向け、PGAツアーの試算で15位前後に入ることが求められた今大会は、初日の朝に首痛に見舞われた。「練習場で電気が走った感じだった。いつも1週間くらいは治らない」。この日も痛み止めを飲み、完走した。ショットに力強さは戻らなかったが、「パターの感覚がすごく良かったし、ショットも感触は良かった。去年こうやって打っていたよな、とか」。好調だったころの自らの姿を思い返し「最後にすごく良いラウンドができた」と清々しかった。

スポット参戦した4月の「RBCヘリテージ」で優勝した。突如手にしたツアーカードに戸惑いながら渡米した。準備期間はなく、拠点すら決められず、ホテル暮らしを続けた。「自分は新人だから経験あるのみ。コースをまったく知らない」と連戦をいとわなかった。一方、徐々に自身の状態を崩し「クラブが決まらず、スイングも崩れ、自分のゴルフはまったくできなかった」。出場12試合で8度の予選落ちを喫した4カ月間について「苦しかった。このレベルの舞台で勝負にすらならなかった」と吐露した。

この後は日本に一時帰国し、体を休ませる。その間に国内ツアー参戦の可能性もあるが、「ちゃんと調整して戦える状態だったら出るし、そうじゃなかったら出ない」と慎重に判断するつもりだ。

米ツアーの新シーズンは、約1カ月後に幕を開ける。「1年を通して本格的に参戦する。ちゃんとケアをすれば首も治る。本当に悪い状態を経験して、徐々にだけど良かったときに戻れていると思う。絶対にこの経験を無駄にしない。次は自分のゴルフで勝負したい」と力強く誓った。(マサチューセッツ州ノートン/林洋平)

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