「日本ツアー選手権 森ビル杯」3日目スコア
2018年 日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills
期間:05/31〜06/03 場所:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城)
自宅通勤の星野陸也 鬼門は上がり2ホール
◇国内男子◇日本ツアー選手権森ビル杯 3日目(2日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7384yd(パー71)
地元・茨城県笠間市の期待を一身に背負った星野陸也は一時、上位に迫る通算8アンダーまでスコアを伸ばしながら、17番でダブルボギーをたたいて一歩後退した。通算6アンダーで首位と6打差の8位で最終日を迎える。
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「会心のシャンクでした」と頭をかいた。宍戸名物の17番でティショットは左サイドのファーストカット。グリーンエッジまで190ydで風はフォローだったが、ライは左足下がり。7Iでフルショットをしたが「起き上がってしまってシャンクした」と、球は右に飛び出て池の中へと消えていった。
初日も16番までに6アンダーと伸ばしながら、上り2ホールで連続ボギー。この日も同ホールまでに6つ伸ばしたが、ダブルボギーでスコアを落とし「初日と一緒だ」と反省した。
自宅はコースから車で10分。「いつもの練習場のおじさんとかも来てくれていた」と地元の熱い声援を受けながらラウンドした。「去年は調子が悪くて『おい、頑張れ!下向くな!』とか言われていたけど、今年は静かです」と、ここまではちょっぴり成長した姿を見せられている。
笠間市の良いところを聞いてみると、しばらく考えて「うーん、静かなところ。のどか。落ち着く」と第一声。「干し芋とか、食べ物もおいしいです」というものの、自宅で母親が作ってくれる手料理は育ちざかりの22歳にはちょっぴり物足りなく、「黒豆とかサラダとか、健康食品みたい。痩せるんじゃないかって思う!」と肉好きの胃袋は飢えている。
それでも、「心が穏やかになる」という地元効果はゴルフにも好影響を与えているようで、この日の6番(パー5)では、5Wで放った2打目がカップをなめて30センチ。アルバトロス寸前のOKイーグルとした。
「あすこそは6アンダー」と胸を張る。ツアー自己最高位の6位フィニッシュも、そろそろ更新したいところだ。(茨城県笠間市/今岡涼太)
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