尾崎将司「自分にはゴルフしかない」 プロ50年目へ不退転の決意
71歳・尾崎将司 次週「中日クラウンズ」でシーズン始動
71歳の尾崎将司は16日(月)、次週の国内ツアー「中日クラウンズ」(愛知・名古屋ゴルフ?楽部 和合コース)を2018年の自身初戦とする意向を示した。
尾崎はこの日、神奈川県内で行われたスポンサーのプロアマ大会に出場。18ホールのラウンドは今年に入り、初めてだったという。昨年末から新しいトレーニングに取り組んだが、オーバーワークがたたり、2月中旬に背中に激痛が走った。「いい形で取り組んで、新しい自分ができるんじゃないかという気になっていたが、寒いときに無茶をしてしまった」。診断結果は肉離れ。前週末まで、クラブを握れなかったという。
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ここ数年は、前週の国内開催初戦「東建ホームメイトカップ」から戦いをスタートしていたが、やむなく欠場した。「練習もできず、ずっとテンションも下がっていた」と明かす。「“奈落の底”に落ちた思いだったが、ようやくゴルフがやれそう。出遅れた感じはあるが、今の治療方法で兆しはある。(中日)クラウンズくらいから行こうかなと思う」と話した。
前年は「結果が出なければ皆さんとお別れする。クラブを置きますよ」と不退転の決意を述べて、シーズンイン。現役引退の可能性が浮上していた。今季については「目標なんてない」という。「そんな先のことは絶対に決めちゃいけない。きょう、ある程度できたことが一番うれしい。次につなげるために静かに一歩を踏み出そうと思うよ」と目をぎらつかせた。(神奈川県箱根町/桂川洋一)
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