セルヒオ・ガルシアが3連覇 自身のホスト大会を制す
ニューギアも相性良し ガルシアのボールナンバーは「17」
◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 初日(18日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7398yd(パー71)
セルヒオ・ガルシア(スペイン)が世界トップレベルの力を見せつけた。昨年4月に「マスターズ」を制し、2年連続出場となった世界ランキング10位は石川遼、昨季のアジアンツアー賞金王ガビン・グリーン(マレーシア)との同組で「66」をマーク。5アンダーの暫定首位で滑り出した。
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「前半の7ホールを終えた時点では1オーバーだったけれど、悪い感じはなかったんだ」というガルシアは、折り返しの18番(パー5)をイーグルとし、落ち着きを保ったままアウトで実力を発揮した。7番(パー5)では残り250yd超の第2打を5Wでカットボール。グリーン左サイドのマウンドを利用してピンそば4mにつけるスーパーショットで、この日4つめのバーディを決めた。
昨年秋、15年にわたって用具契約を結んできたテーラーメイド社との関係を解消し、今年1月にキャロウェイゴルフと契約。クラブ、ボールすべてをスイッチした。ウッドは発表されたばかりの「ローグ」シリーズを使用しており「1Wの調子も、ボールの感触も素晴らしい。グリーン周りでも自信を持ってプレーできている」と評価した。
新たに手にしたボール(クロムソフトX ボール)には、「17」が刻印されている。悲願のメジャー初制覇を達成し、アンジェラ・エイキンスさんと結婚した2017年。今年3月には第一子誕生を控えるなど、ゴルフのキャリアと人生の節目となった一年を祝い、さらなる飛躍を心に誓う。「きょうは修正すべきこともないよ。ゆっくり休む」と余裕を持って残り3日に挑む。(シンガポール・セントーサ/桂川洋一)
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