小平智、松村道央、小池一平、藤本佳則が準決勝進出
2017年 ネスレマッチプレーレクサス杯
期間:08/17〜08/20 場所:恵庭カントリー倶楽部(北海道)
苦手なマッチプレーでベスト4 小池一平が波乱の中心に
◇国内男子(ツアー外競技)◇ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 3日目(19日)◇恵庭CC(北海道)◇6903yd(パー72)
これだからマッチプレーは分からない。ツアー未勝利の32歳・小池一平がツアー通算11勝の宮本勝昌を3&2で破り、最終日に行われる準決勝に駒を進めた。
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マッチプレーには「やりにくさは感じないけれど、苦手意識がある」という。初出場の前年大会は1回戦で敗退。今季から新設された2週間前の「ISPSハンダマッチプレー選手権」も1回戦で姿を消した。アマチュア時代を通じても「日本アマ(2008年)で1回勝っただけ」というだけに、今週のベスト4進出に「自分でも意外です」と言う。
「勝っちゃった、って感じでした」という1回戦では近藤共弘を3&2で撃破し、プロでのマッチプレー初白星。続く2回戦も、前年大会2位の小田龍一を2&1で破り勢いに乗った。今週は好調なパットで対戦相手にプレッシャーを与える。この日も、宮本より先に長いバーディパットを沈めてペースを握った。「先にパットを入れることが大事」とポイントを抑えつつある。
優勝賞金1億円のビッグボーナスに前進したが、「まったく(見えない)です。ゴルフの内容は決して良くないので、不安のほうが大きい」と弱気な言葉が続く。「自信はないけど、奇跡を信じてやろうと思います」。準決勝では、2年連続ベスト4進出を決めた小平智と対戦。最終日も波乱の中心となるか。(北海道恵庭市/塚田達也)
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