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“谷口ラッシュ”も白星に届かず 谷口徹は準々決勝で散る

◇国内男子(ツアー外競技)◇ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 3日目(19日)◇恵庭CC(北海道)◇6903yd(パー72)

出場最年長となる49歳の谷口徹は、同じ奈良県出身の藤本佳則と対戦。中盤にチャージをかけて後半13番までに1UPのリードを奪ったが、終盤に逆転を許して2&1で敗退し、2年連続ベスト8で姿を消した。

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前半は藤本にペースを握られたが、2DOWNで迎えた8番から怒涛の反撃を見せた。8、9番(パー5)で連続バーディを奪うと、10番では110ydからの2打目を52度でカップに沈めるイーグルでオールスクエアに。さらに11番もバーディとして1UPのリードを奪い返した。

藤本も「“谷口ラッシュ”で完全に流れを持っていかれたと思った」という4ホールで主導権を奪ったかに見えたが、谷口が「最後はしぶとかった」と振り返る終盤に藤本が息を吹き返す。14番からの4ホールで3ホールを奪うスパートをかけられ、最終18番を残して敗北した。

同郷の後輩に敗れたことには「嬉しい反面、悔しさもある。両方ですね」と胸中を明かした谷口。「良い感じでゴルフができていたし勝てると思ったけれど、しかたないです」と潔く振り返った。(北海道恵庭市/塚田達也)

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