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快挙逃したジャンボ尾崎 2年ぶりアンダーには「大したもんだ」

◇国内メジャー初戦◇日本プロ日清カップ 2日目(12日)◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇7217yd(パー72)

まさかの結末だった。この日2アンダーで最終18番(パー5)を迎えた70歳の尾崎将司が、決めればツアー史上2回目のエージシュート(年齢以下のスコアでラウンドする)となる1mのパーパットを外し、達成に1打届かない1アンダー「71」で終了。自身が2013年「つるやオープン」第1ラウンドで記録して以来の快挙は、惜しくも叶わなかった。

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「18番はティショット、2打目、3打目といい球だったけど、それでもボギーになる。ゴルフってのは不思議なもんだね」。

左ラフからの3打目でグリーンを捕らえ、ピン手前6mにパーオン成功。2パットでも記録達成となったが、上りのバーディパットを1mショートさせると、パーパットは左カップを蹴りまさかの3パットボギー。「ちょっと左に行った。このグリーンは、ああいうマウンドのところにピンを切るとキュッと曲がるから」。穏やかな表情で、その1打を淡々と振り返った。

それでも、15年大会の第2ラウンド(2アンダー「69」)以来となるアンダーパーを記録し、3バーディ、2ボギーのラウンドを「大したもんだよ」と評価した。ショットの精度は終盤まで乱れず、この日イーブンパーで迎えた16番、17番(パー3)では連続バーディを奪取。「こういうゴルフをやっていければ、次につながると思う」とうなずいた。

尾崎は通算4オーバーでフィニッシュ。上位60人までのカットラインは2オーバー前後と見込まれており、杉原輝雄が保持するツアー史上最年長予選通過(68歳311日)更新は微妙なところだ。(沖縄県名護市/塚田達也)

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