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2020年に霞ケ関CCで戦う 梁津萬が夢に向けてまず1勝

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(16日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

2打リードの単独首位から出た梁津萬(リャン・ウェンチョン/中国)が5バーディ、2ボギーの「68」で通算16アンダーに伸ばし、2015年「日本ゴルフツアー選手権」以来となるツアー通算2勝目を飾った。前半を終えて一時は首位の座を譲ったが、サンデーバックナインに4バーディを集中させて再逆転。2位の藤本佳則に2打差をつけて逃げ切った。

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14番、15番の連続バーディを取り1打リードで迎えた17番(パー5)。「優勝へ一番大事だと思っていた」という1.5mのバーディパットを決めて、力強いガッツポーズ。藤本に2打差をつけて勝負を決めた。

2004年の国内参戦から14年目と、ツアーでもベテランの域に入った38歳。今では4人の子ども(長男12歳、長女8歳、次女5歳、三女1歳4カ月)を持つ一家の大黒柱として、中国広州市に住む大所帯の生計を支えている。「去年は成績が落ち込んだときがあったけれど、そのときは子どもたちと一緒に遊べたので良かった」と、父も愛する子どもたちに支えられ世界を転戦している。

「4人の良きお父さんになれるようにゴルフを頑張りたい」と、常に気持ちは海の向こうで待つ家族とともにある。「そばにいてあげたいと、常に思っている」と思う一方で、目標とする「2020年東京五輪」(埼玉県・霞ケ関CC)の出場に向けてペースアップを図りたい構えだ。

東京五輪の出場資格は現時点で不明だが、世界ランク順に各国2人が選出された16年「リオ五輪」に当てはめると、リャンは現時点で中国の5番手。世界ランクの浮上のために「日本でチャンスはたくさんあると思っている。今年は日本中心でプレーしたい」。今季国内初戦での1勝は、2020年に向けた第一歩となる。(三重県桑名市/塚田達也)

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