【W杯詳報3R】松山&石川の3日目プレー詳細
2016年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/24〜11/27 場所:Kochi黒潮カントリークラブ(高知)
シード争いから優勝争いへ 正岡竜二に初優勝のチャンス
◇国内男子◇カシオワールドオープン3日目(25日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)
来季シード喪失の危機から一転、ツアー初優勝の可能性も見えてきた。賞金ランク88位とシード獲得圏外(※)にいる正岡竜二が、2位から出た3日目を5バーディ「67」でプレーし、通算12アンダーと伸ばして同位置をキープ。後半16番からの3連続バーディフィニッシュで首位・池田勇太に1打差に迫り、2日続けて池田と同じ最終組から最終日をティオフする。
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シード争い最終戦となる今週で圏内に滑り込むには、今週開幕時点で最低でも186万円以上の加算、順位にして24位以上の成績が求められていた。フタを開けてみれば、賞金タイトル争いの中心にいる東北福祉大学の2つ後輩、池田勇太と優勝を争う立場へ。「奇跡ですね。きょうは(同組の)勇太についていくのに一生懸命で、上がってみたらこんなに良いスコアでした」と頬を緩めた。
大学当時から親交が深い池田とは、先輩と後輩の垣根を越えた友人同士。この日は、あす優勝争いをする池田と席を並べての記者会見となり、「勇太には世話になりっぱなし。きょうも緊張し過ぎることなく、勇太のオーラから“頑張れ”というカツを感じながらプレーしていた」と感謝の言葉をおくり続けた。
優勝の可能性も十分に残されているが、「そんな器じゃない。それよりも、(シードを獲って)来年の仕事をきっちりと決めたい。それだけです」と無欲を貫く33歳。「あしたも勇太と回れるのが嬉しい。目の前で、来年の(シード)確保を報告したい」と、あくまで3年連続のシード維持を目標に挙げた。(高知県芸西村/塚田達也)
(※)来季シードは賞金ランク上位75人に付与。今季は義務試合数に満たない7選手が対象から除外されるため、賞金ランク82位まで繰り下がる。
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