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「力はついたが使い方がまずかった」今季を終了した谷口徹の弁

2016/11/25 19:20

◇国内男子◇カシオワールドオープン2日目(25日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)

賞金ランク76位と低迷するツアー通算19勝の谷口徹。95位から出た2日目に「71」と1つ伸ばしたが通算4オーバーの77位で今季9回目の予選落ちに終わり、プロ25年目のシーズンを終えた。谷口が賞金ランク60位を下回るのは、初シードを決めた1997年(ランク59位)以来となった。

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2007年には賞金王などツアーの中心を担ってきた48歳。12年も賞金ランク2位に入るなど、40歳を過ぎても若手に対してライバル心を剥き出しにし、長く大きな存在感を示してきた。タイトルは2012年から見放されているが、「やっぱり優勝したい」と15年は負荷の強い筋力トレーニングを導入。しかし今季低迷への要因に挙げた1つが、このパワーアップへの偏向だった。

「トレーニングで飛距離アップを求めたが今年は上手くいかなかった。去年から、もっと回転スピードを上げようとしたけど、アイアンが上手くいかなくなり、ドライバーも悪くなってしまった。力は付いたけど、使い方がまずかった」

今季の反省を踏まえ、明日からのオフは「ショットの精度を高めて、自分の持ち味を高めていきたい」と原点回帰への転換を示唆。「シニアも目前だけど、まだ優勝したいので頑張ります」と再起を誓ってコースを後にした。

なお、谷口は2017年シーズンまで有効の複数年シードを有するが、19年連続で保持している賞金シードは危うい位置にいる。来季シードが付与されるのは82位(※)までだが、今大会2日目終了時点の暫定賞金ランクは80位までに後退。谷口の背後にいるランク87位の額賀辰徳(29位タイ)、ランク91位のムン・キョンジュン(韓国/11位タイ)ら多くが決勝ラウンドに進んでおり、20年連続シードは残り2日間の結果に委ねられている。(高知県芸西村/塚田達也)

(※)来季シードは賞金ランク上位75人に付与。義務試合数に満たない7選手が対象から除外されるため、今季は賞金ランク82位まで繰り下がる。

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