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聖地セントアンドリュースと同じレーキ 難易度アップはどれくらい?

国内男子メジャー「日本プロ日清カップ」開幕前日の6日(水)、大会を主催する日本プロゴルフ協会が記者会見を行い、コースのセッティング状況などについて説明した。

会場となる北海道クラシックGCは、帝王ジャック・ニクラスの設計コース。「フェアウェイはニクラスの設定通り」と倉本昌弘会長はいう。「唯一手を加えたのは、18番のティグラウンドを下げたこと」と平野浩作トーナメントディレクターが言葉を継いだ。

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今大会、特徴的なのはバンカーのならし方だ。英国セントアンドリュースで使用されているものと同じ、大きな櫛のような形状のレーキを取り寄せて、ピンに対して垂直方向に波形にならしている。各組には4日間の講習を経たバンカーならしのためのボランティアも帯同する。

ディフェンディングチャンピオンのアダム・ブランド(オーストラリア)は、「スピンを掛けるのが難しい。1週間で1、2打のペナルティになると思う」とその難しさに言及した。

ラフは80ミリと長くはないが、“打てるけど、スピンは掛からない”という難しさを秘めている。また、14番(パー4)は、通常385ydに設定されているが、決勝ラウンドではグリーンエッジまで275ydのティグラウンドを使い、池越えの1オン可能なホールにすることも考えているという。

「優勝スコアは想定していないけど、15アンダーくらいの争いになると思う」と平野氏。日曜日まで雨予報は出ていないだけに、グリーンが硬くなれば、難易度は高まることが予想される。(北海道安平町/今岡涼太)

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