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石川遼、完全復活への鍵は1W「スイングを一新しないといけない」

2016/07/06 19:04


この5カ月間、腰痛のために試合から離れていた石川遼。復帰初戦となる「日本プロ日清カップ」の開幕前日に、「正直あまり大きなことを言える状態ではない」と、自身の状態について言及した。

2月の米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」開幕前日の水曜日に、腰痛と左股関節痛のため欠場を決断。その後はスイングすらできない状態が1カ月ほど続き、これからを考える時間は充分あった。「今と同じスイングで再開したら、結局負担が掛かる場所は同じ。(スイングを)一新しないといけないなと思った」と振り返った。

鍵となったのは、石川のゴルフの屋台骨とも言える1W。4月後半にはアイアンのフルショットは打てるようになっていたが、1Wだけは痛みがでる。「いつになったら復帰できるんだろうと思っていたけど、“いや待てよ”と思った」と石川はいう。「1Wだけ痛いということは、1Wだけスイングが違うな、と」。

そこから、アイアンと1Wのスイングを揃える方向の調整が始まった。これまでは、「球を左足寄りに置いて、フォローで押し込んでいくようなスイングだった」という1Wだが、「シャフトが垂直な状態で球に当たって、そこから押し込むこともできる」と、球を内側に入れ、これまでアッパー気味だったスイングイメージも変更した。「インパクト前にシャフトを走らせる。左に球がないので、体が左に流れず腰に負担もない」と、ダウンブローで打つ意識に近づけた。

クラブ自体も様々なモデルを試打し、今週手にしたのは『キャロウェイコレクション ドライバー』の9.5度。以前まで使っていた『ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー』のシャフトは90グラム台だったが、今週は70グラム台の『グラファイトデザイン ツアーAD DI 7X』を挿している。「重心位置もアイアンに近くなるように調整した。一番、振っていて“これは1Wなんだ”という感じがしない」モデルだという。

「飛距離に自信はないけど、幸い今週はアイアンが鍵を握るコース」と石川はいう。次週以降の日程はまだ描けていない。「ただ、月から水まで2.5ラウンドして、腰に痛みが来ていないのは良いニュース。あすが自分にとっては4日目になる。是非、6ラウンド目となる日曜日までプレーして、大丈夫だと判断すれば次の試合を決めていきたい」と、慎重に完全復活への第一歩を踏み出す。(北海道安平町/今岡涼太)

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