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プロ転向直後の2人は明暗 長谷川祥平が27位通過

来季国内男子ツアーの出場優先順位を決めるファイナルQT最終日。競技開始2日前の12月1日にプロ転向した長谷川祥平(22=大阪学院大学4年)が、6日間108ホールの戦いを通算9アンダーの27位で終え、来季レギュラーツアー前半戦(第1回リランキング)までの出場権を手にした。

長谷川は2008年からナショナルチームメンバーとして世界を経験。国内でも数々のアマチュアタイトルを手にし、今年5月「関西オープン」ではローアマ(18位)に輝くなどプロツアーでも存在感を示した。8月には「日本学生ゴルフ選手権」を制し、学生日本一に上り詰めた逸材。「海外メジャーで勝つことが目標。自分を目指してもらえるようなプロになりたい」と大志を胸に、来季はルーキーとしてプロキャリアの第一歩を刻む。

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12月に入り、プロ転向した注目アマがもう1人。2014年の「日本アマチュアゴルフ選手権」を日本人最年少優勝記録(当時)の17歳で制した小木曽喬(18=福井工業大学1年)は、競技4日目終了後の6日にプロ転向。39位からスタートした最終日は「73」と落として、通算3アンダー72位に後退し、来季出場権が得られる上位35位に届かなかった。

早期プロ転向の理由について、「アマでやり残したことはなかったし、早くプロになれば自分のレベルアップになると思った」と話し、「(きょうの)後半で40を叩いてしまったのは、自分に何かが足りないということ。それを考えながらオフのトレーニングに励みたい」と悔しさを言葉に込めた。現時点では大学卒業を志望しており、現役大学生としてツアーを戦う構えだ。(三重県津市/塚田達也)

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