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松山英樹 リオ五輪について見解「まずはメジャー」

2016年のリオデジャネイロ大会で、112年ぶりにゴルフが正式種目に復活するオリンピックについて、松山英樹が18日、現段階での見解を述べた。国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」前の公式会見で語った。

男女ともに各国2~4名、計60人ずつのフィールドで争われるリオ五輪。出場選手は来年7月11日に決定する。松山の最新世界ランキングは16位で、日本勢では2位の片山晋呉(78位)を大きく引き離している。

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近年の実績から選抜入りが有力視される中、松山は「正直、まだ考えていません。まずはメジャーが全部終わったあとにオリンピックがある。実際に出たこともないですし、経験したゴルファーは少ない。なんとも言えませんが、出られるのであれば全力を尽くして勝ちたいというのはあります」と話した。

メジャー優勝をキャリアの目標に掲げてきたため、かねて松山にとって五輪は「位置づけが難しい」大会。「メジャーは自分が生まれた時からみんなが目標にするような大会だった。オリンピックはすごい大会だというのは分かるのですが、メジャーと比べて出場人数も少ない。そうした中で、本当にナンバーワンを決める大会なのかどうかというのは、PGAツアーの選手みんなが思っている。チームスポーツになればまた変わってくるかと思うけれど…」と複雑な思いもある。

世界中のゴルファーが集結している米ツアーに身を置く選手は、毎週“世界戦”を戦っている意識が強い。前週「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場した世界ランク4位のバッバ・ワトソン(米国)も「まだ代表入りが決まったわけでもないので、オリンピックのことはなかなか考えにくい。スケジュールが大変になることはまず明らか。最初は4つのメジャーに照準を合わせていきたいと思っている」と話していた。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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2015年 ダンロップフェニックストーナメント

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