松村道央が4打差逆転で通算5勝目 堀川未来夢、稲森佑貴は2位
2015年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/22〜10/25 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
初の優勝争い ルーキー堀川未来夢はリスク回避でシード当確
国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」(千葉・袖ヶ浦CC)の最終日。後続に1打差の首位からスタートしたツアールーキーの堀川未来夢は2バーディ、4ボギーの「73」(パー71)とスコアを落とし、通算7アンダーの2位で終えた。
最大瞬間風速15.7m/s(千葉市)の強風が吹く中での戦い。出だし2ホールを連続ボギーとし、早々に首位からは脱落した。4番でもボギーを叩き、前半9ホール(パー35)を「38」でプレー。それでも後半に入ると粘りを見せ、11、13番でバーディとし優勝争いに踏みとどまった。
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2オンを狙えるパー5の最終18番を迎えた時点で、通算7アンダー。首位には、通算9アンダーでフィニッシュした松村道央が立っていた。イーグルを奪えばプレーオフに持ち込める場面。グリーン手前に池が構える難所で「池に入れてしまったら一気に(順位が)落ちてしまう」と、2オンは狙わなかった。リスクを最小限に抑える戦術を取り、パーでホールアウトした。
初日から優勝争いに加わったルーキーは一貫して、こう言っていた。「もちろん優勝できたら最高です。でも僕の第一の目標は、とにかくシード権の獲得です」。
賞金ランク上位60選手に与えられる来季のシード権。ボーダーの60位に立っていた堀川は今大会で960万円を加算して総額1973万円余とし、42位に浮上した。例年を見ると、前年の60位は約1620万円、一昨年は約1637万円で、シードはほぼ手中に収めたといえる。
盛り上がりが最高潮となる場面でリスクを避けた戦い方には、批判も出るだろう。それでも若武者は宣言した。「賞金シードが確定したら、次の優勝争いでは攻めます」(千葉市緑区/林洋平)
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