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松山英樹が自己最多の10バーディ 大観衆から「ありがとう!」

2015/07/26 16:52

プロツアーでは自己最多の10バーディで初 プロツアーでは自己最多の10バーディで初参戦の東北大会を締めた松山英樹

真夏を思わせる炎天下で、東北のギャラリーが“松山劇場”に酔いしれた。国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」最終日。25位からスタートした松山英樹が10バーディ、2ボギー「64」とチャージをかけ、通算18アンダーでフィニッシュ。9位タイに浮上して4日間を終えた。

18ホールの10バーディは、日米ツアーを通じて自己最多を記録。国内では、アマチュアで出場した2011年「サン・クロレラ クラシック」でマークした9個を更新した。

「今日が体調が一番良く、集中できてゴルフも良くなった。やっとゴルフをしたな、という感じでした」。

序盤2番、3番の連続ボギーで沈みかけた空気も、嵐の前の静けさだった。4番(パー5)で左ガードバンカーから20センチに絡めたバーディがチャージの狼煙。続く5番で5m、6番で1m、7番で(パー5)で2mを沈めて4連続とすると、9番でも2mを決めて5個目。さらに「後半になってさらに集中できた」というバックナインで、バーディ量産に加速をつけた。

13番(パー5)、14番と1mを決めると、15番では5mを入れてガッツポーズ。16番ではフェアウェイからの2打目をピン奥からのバックスピンで20センチに寄せると、奥1.5mにつけた17番(パー3)で5連続。18番(パー5)では2打目をグリーン左に大きく外してパーとし、目標に挙げていた通算20アンダーは逃したが、待ち受けるギャラリーからの万雷の拍手が松山を包んだ。

震災が起きた2011年からの念願だった、東北大会への初参戦。「昨日までの3日間が少し残念だった」と不安定な体調管理に苦しんだ3日目までの54ホールを悔やんだが、「最終日に良いプレーができて良かった。ギャラリーの方の声援に引っぱられて、10個のバーディが獲れたと思います」。会心のラウンドを終えたあとの松山の表情は、晴れ晴れしかった。

4日間を通じて15884人のギャラリー(前年比:4930人増)が来場し、最終日もその多くが松山組に続いた。ホールアウト直後に大観衆の中から多く飛んだのは、“ありがとう!”という声だった。

「僕はプレーをしていただけなのに、ありがとうと言われてすごく嬉しかった」。戸惑いの思いで聞いた感謝の言葉は、強行日程の中で初参戦し、懸命にプレーする姿が東北のギャラリーの心を打った確かな証だろう。

米国ツアーでは間もなく終盤の佳境を迎え、2週間後から「WGCブリヂストンインビテーショナル」、メジャー最終戦「全米プロ」と続き、その1週間後には4試合からなるプレーオフシリーズに突入する。東北の4日間を、大詰めを迎えた主戦場への弾みとしたい。(福島県西郷村/塚田達也)


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