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天国の祖父に朗報を…池田勇太が今季初Vに前進

国内男子ツアー「ミュゼプラチナムオープン」2日目を5位から出た池田勇太が、7バーディ、2ボギー「66」でプレー。通算11アンダーの3位に浮上し、首位と2打差で決勝ラウンドへ折り返した。予選ラウンド「131」ストロークは、プレーオフで呉阿順(中国)に敗れた2012年9月「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」以来となる自己ベストだ。

その好調ぶりを示すかのように、序盤からショットが次々とピンに絡む。1番、2番と3m前後を決める連続バーディで飛び出すと、4番では141ydからピンそば70cmにつけるスーパーショット。9番、10番も1m以内につけ、好調なショットでウェットなグリーンを果敢に攻めた。今週から投入した黒ヘッドのスコッティキャメロン製パターも、上々の感触が続いている。

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最愛の祖父だった直芳さん(享年85歳)が他界してから2カ月余りが過ぎ、「四十九日も過ぎて、ちょっとは落ち着きました。お袋の顔色もやっと良くなってきたしね」と、ゴルフだけに集中する日常を取り戻しつつある。「初盆までに優勝したい?それはありますね」と、改めて祖父への思いを言葉にした。

週明けには、海外メジャー「全英オープン」に向けた渡英も控えているが、前週「セガサミーカップ」から続く好調が、先立つ慌ただしさも楽観させる。「スケジュールが詰まっていようが、なかろうが、良い雰囲気で毎週できていることが一番いい。先週からの今週、今週からの来週。それが大切だと思う」。最高の結果を手土産に、ゴルフの聖地・セントアンドリュースへと向かいたい。(兵庫県三木市/塚田達也)

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2015年 ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント



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